ランド戦士の皆様
「最新」南アフリカランド週間見通しをお知らせします。
①南アフリカランド動向
南アフリカ関係
ウクライナ問題は
南アフリカに、皮肉かもしれませんが
追い風となっているようで、ランドが買われ続けています。
ZARJPY,USDZAR日足チャート
チャート(オアンダジャパン)
ドルザーが15を割り込み
ランド円は、8円台まであと少しというところまで
上昇しています。
南アフリカはロシアが国際社会から締め出された後
貴金属輸出国として、注目されており、この辺りに
投資家の視線が注がれているようです。
こういう中
ラマポーザ大統領がNATOを非難する声明を発表し
これに我が国のケイスケ・ホンダ氏が激しく同意し
巷の世間を騒がせています。
激しく同意。https://t.co/r4di2cmx8H
— Keisuke Honda (@kskgroup2017) March 18, 2022
これなんですけど
なんで、ラマポがこういう発言をしたかということを
理解する必要がありそうです。
というのも、南アフリカは、いわゆる欧米系白人によるアパルヘイトで
そこに済む、ラマポの祖先である現地の人たちは
地獄のような差別を強いられる暗黒時代を過ごしています。
そんで、ご存知のとおり、ラマポ率いるアフリカ民族同盟(ANC)が
アパルトヘイト撤廃に向けて、白人政権に戦って勝ち取るわけですが
この時、バックアップし武器とかを提供したのが、いわゆるソ連だったわけです。
この流れがANCとプーチンサイドに引き継がれており
前ズマ政権はロシアに原子力発電所を作らせようとしていたという噂も出ていました。
こんな感じで、南アフリカはある種の恩義がロシアにあるし
ある意味、欧米系の白人に対する信頼的な部分での遺恨が今もなお
あるのかもしれません。
ですので、ラマポのこのNATO批判は、ある種の仁義的な部分が
あることを知っておいて損はなさそうです。
ただ、南アフリカのこの姿勢は
中国は喜びそうですが
欧米陣営は、南アフリカざーけんじゃねーぞと
なりそうですね。
これから、これがどういう影響を及ぼすか
注意する必要がありそうです。
それから、今週は
南アフリカのビッグイベント・政策金利が木曜日に発表されます。
このプレイベントして金利を占う
南アフリカ消費者物価指数が水曜に発表されます。
インフレの内容によって、金利が最終決定されますので
こちらも要注意ですね。
今週は
この2つの指標を中心に動くことになりそうです。
今週の日程
3月21日月曜日
25:00米国パウエルFRB議長発言
3月22日火曜日
16:00南アフリカ1月景気先行指数
前回126.2
19:30南アフリカ第4四半期失業率
前回34.90%
3月23日水曜日
17:00南アフリカ2月消費者物価指数前年比
前回+5.7%
予想+5.8%
21:00米国パウエルFRB議長発言
3月24日木曜日
時間未定:南アフリカ中銀政策金利
前回4.00%
予想4.25%
22:45米国3月製造業PMI
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